~新薬を巡る現状と今後の方向―最適使用推進ガイドラインや薬価制度抜本改革~
革新的な新薬が登場する一方で、その価格が高額であることなどから、医療費への多大な影響が懸念されています。このため、平成28年夏以降、中医協等において多くの議論が積み重ねられ、医療保険行政と医薬行政が一体になってその対応がとられることとなりました。特に、最適使用推進ガイドラインの策定や高額な薬剤への薬価上の緊急対応については、今後の新薬開発に大きな影響を与えることも考えられます。また、先駆け審査指定制度、ベンチャー支援などの新しい枠組みも本格化しようとしており、あわせて、経済財政諮問会議等においては、薬価制度の抜本改革についても議論が本格化しています。
このため、本シンポジウムでは、最適化使用推進ガイドライン、先駆け審査指定制度、ベンチャー支援などをはじめとした新薬の承認審査の現状や今後の方向性、医療保険上の対応や薬価抜本改革、製薬業界としての対応と課題などについて、中心的な役割を果たしている方々からご講演いただくとともに、パネルディスカッションにおいて講師の方々や参加者との間で双方向のディスカッションを行うこととしました。
つきましては、新薬の研究開発はもとより広く医薬品にご関心のある方々に広くご参加いただきますようお願い申し上げます。
日時: | 平成29年2月9日(木)12:30~16:30(受付12:00~) | ||||||||||||
場所: | 一橋大学一橋講堂(学術総合センター) (東京都千代田区一ツ橋2-1-2) |
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参加費: |
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定員: | 400名 | ||||||||||||
チラシ: | こちらからダウンロードしてください。 | ||||||||||||
事前申込方法: | 事前参加申込は締め切りました。 | ||||||||||||
事前申込締切: | 平成29年1月26日(木)17時 | ||||||||||||
当日参加申込: | 当日、会場にて参加を受け付けます。(受付12:00~) |
12:00 | 開場 |
12:30 | 開会 |
12:30~13:15 | 講演1 イノベーティブな新薬の承認審査への取組み 森 和彦(厚生労働省大臣官房審議官(医薬担当)) |
13:15~14:00 | 講演2 最適使用ガイドライン、高額薬剤への対応や薬価抜本改革をはじめとした 医療保険上の対応 中山 智紀(厚生労働省保険局医療課薬剤管理官) |
14:00~14:15 | 休憩 |
14:15~14:45 | 講演3 最適使用ガイドライン策定、先駆け審査指定制度、ベンチャー支援などへの PMDAの取組 林 憲一(医薬品医療機器総合機構 審議役(新薬審査等担当)) |
14:45~15:15 | 講演4 薬事上の対応と課題 須﨑 正和(日本製薬工業協会薬事委員会委員長) |
15:15~15:30 | 休憩 |
15:30~16:30 | パネルディスカッション 講師:加茂谷佳明(日本製薬団体連合会保険薬価研究委員会委員長)、 森 和彦、中山 智紀、林 憲一、須﨑 正和 進行役:中垣 俊郎(京都府立医科大学) |
16:30 | 閉会 |
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